【ジルコニアの透光性】|新着情報

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【ジルコニアの透光性】

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【ジルコニアの透光性】

【ジルコニアの透光性】
について書きたいと思います💪

ジルコニアの透光性は決して良好とはいえません。

しかしメタルセラミックスにおけるメタルフレームよりもジルコニアフレームの方が「審美性」に優れています。

ジルコニアは多結晶体
(固体が多数の微小な単結晶すなわち微結晶(結晶粒、結晶子)から構成されていること)
であり、
この
"透光性は焼成温度と深く関係"
してきます。

焼成温度が上昇するにつれ、
空孔(空気)が少なくなり空孔界面での光散乱がなくなり透光性が上がります。

しかし完全焼結温度に達し空孔がほとんど消失すると、それ以上の温度では結晶粒が成長するだけで、
"透光性に大きな変化はありません"
(ジルコンパール2では1450~1500℃)

なので
「温度を上げれば透光性があがる」
のは一定の数値までのことなので、
みなさん焼成温度には気をつけてください。

シンタリングファーネスによっては
表示温度とは違う温度になっている可能性もありますので、定期的に炉内の清掃など点検を行ってください。